3-5-2(3-4-1-2)

3-5-2(3-4-1-2)は3バックを主体としたフォーメーションの中で最も普遍的で、DFが3人、MFが5人、FWが2人というフォーメーションである。

左右のウイングバック(以下WB)が豊富な運動量で攻守に上下動を繰り返すのが特徴で、両WBの位置取りしだいで攻撃的にも守備的にも変化する。 片方のWBを前方に突出させ殆ど FWに近い位置でプレーさせる例(主に1990年代にアルゼンチン国内で流行した)や、相手のサイド攻撃を牽制する為に 両WBとも前方に突出させる特異な例や、守備を重視(WBの背後のスペースを埋める)して両WBをDFラインにまで後退させる例(5-3-2)もある。

ダブルボランチの3-5-2

フラット型の4-4-2中盤の構成が守備的MFが2人、両サイドMFが2人、攻撃的MFが1人のフォーメーションで、3-5-2のなかで最もバランスに優れる。

守備的MF が2人いることでディフェンスラインの前やWBが上がったときのサイドのカバーが容易なので守備が安定する。

攻撃においては攻撃的MFが非常に重要な役割を担うが、2人の守備的MFのうち1人が前線に上がって攻撃に参加して攻撃的MFをサポートする。

ワンボランチの3-5-2

フラット型の4-4-2中盤の構成が守備的MFが1人、両サイドMFが2人、攻撃的MFが2人のフォーメーションで攻撃を重視したものとなる。1人しかいない守備的MFにはライン際のカバーリングやバイタルエリアのケアなど、広範囲をカバーする運動量と高い能力が求められる。

しかし、攻撃的MFが2人いることで攻撃にはかなり厚みを持たせることが可能となる。ワンボランチ型の3-5-2は1986年ワールドカップのデンマーク代表、通称ダニッシュ・ダイナマイトが有名である。

3人でボランチを組む形も見られる。

トリプルボランチの3-5-2

フラット型の4-4-2中盤の構成が守備的MFが3人、両サイドMFが2人のフォーメーションで非常に守備的なものとなる。3人の守備的MFにより守備は非常に強固なものとなるが、攻撃は2人のFWによるカウンター頼みになってしまう。

ASローマなどが採用したことがあるが、得点力に問題があるため、あまり使用されるフォーメーションではない。

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